「ポータブル電源って、なんとなく便利そうだけど…本当に必要なのかな?」
そんなふうに思っている方、多いんじゃないでしょうか。災害時の備えとして?それともキャンプ用?
でも、「年に数回しか使わないかも」と思うと、買うのはちょっとためらってしまいますよね。
この記事では、「そもそもポータブル電源って、自分にとって必要なの?」という疑問にお答えしながら、どんなシーンで活用できるのか、買うべきかどうかの判断ポイントもわかりやすくお伝えします。
買う前にちょっと立ち止まって考えたいという方はぜひ参考にしてみてください。

💡 「どんなことに使えるの?」という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
➤ ポータブル電源の使い道30選!防災・キャンプ・日常の活用例まとめ(Coming Soon)
💡 「必要性はわかったけど、どれを選べばいい?」という方は以下の記事もどうぞ。
➤ ポータブル電源の選び方&おすすめモデル!容量・用途・メーカー別に比較(Coming Soon)
ポータブル電源は本当に必要?まずは結論から
結論:多くの人にとって「持っておいて損はないアイテム」
いきなり結論からお伝えすると、ポータブル電源は「あると安心・便利」なアイテムです。とくに、防災を意識していたり、アウトドアが好きな方にとっては、かなり心強い存在になります。
例えば地震や台風などで停電したとき、スマホやラジオを充電したり、小型家電を使ったりできるのは本当に助かります。キャンプや車中泊では、電源があるだけで快適さがグッとアップしますよ。
さらに最近では、ベランダでのBBQや、テレワーク時のサブ電源として使う人も増えていて、「日常でも意外と出番があるな」と感じている人も。
防災 × キャンプ × 日常の3つの場面で活用できるので、持っておいて損はないと言えそうです。

実際にどんな使い方があるのかを、もっと具体的に知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
👉 ポータブル電源の使い道30選!防災・キャンプ・日常の活用例まとめ(Coming Soon)
でも、全員に必要ってわけじゃない。判断のポイントは?
とはいえ、「じゃあ全員が絶対に買うべきか?」というと、そこはちょっと冷静になって考えたいところ。ここからは、自分に必要かどうかを判断するためのポイントを3つにまとめてみました。
- ライフスタイル(防災意識・アウトドアの頻度)
- 災害への備えをしたいと思っている
- キャンプや車中泊を年に1回以上はする
- 外で電源があると便利だと感じることがある
この中に1つでも当てはまるなら、ポータブル電源が活躍する可能性は高いかもしれません。
- 使いたいシーンがあるか(育児・テレワーク・災害時)
- 小さな子どもがいて、停電時の備えが不安
- テレワーク中に停電したら困ることがある
- 自宅避難を想定して、電源を確保しておきたい
普段の生活の中で「電源がないと困るかも」と思う場面がある人にはぴったりです。
- モバイルバッテリーで足りているなら不要な場合も
- 普段はスマホとタブレットくらいしか充電しない
- 災害やアウトドアとは無縁の生活をしている
- 小型のモバイルバッテリーで充分と思っている
この場合は、無理にポータブル電源を買わなくてもOK。必要なときだけレンタルする選択肢もあります。
この3つの視点から、「自分の暮らしに本当に必要?」と考えてみるのがおすすめです。
「やっぱり必要かも」と感じた方は、こちらで失敗しない選び方もチェックしてみてください。
👉 ポータブル電源の選び方&おすすめモデルまとめ!メーカー・用途別に徹底比較(Coming Soon)
「ちょっと当てはまるかも」と思った方は、次のセクションで具体的な使い道をチェックしてみてください。実際の使用シーンをイメージすると、もっと判断しやすくなるはずです。
ポータブル電源の主な使い道は?災害・キャンプ・日常生活での活用例
「必要かも…?」と思った方が次に気になるのは、「実際どんな場面で使えるの?」ということですよね。
まずは主な活用シーンをざっくり表で見てみましょう。
シーン | 主な用途 | メリット |
---|---|---|
災害時 | スマホ充電、ライト、電気毛布など | 停電時も安心して過ごせる |
キャンプ | 照明、調理、冷蔵、暖房機器など | 快適度・自由度が大幅にアップ |
日常生活 | ベランダBBQ、工具使用、テレワークなど | 意外と「ちょこちょこ使える」便利さ |
ポータブル電源は、「もしも」のときの備えはもちろん、アウトドアやちょっとした日常のシーンでも活躍してくれるんです。ここでは代表的な使い道を3つに分けてご紹介します。
災害時の備えとして(停電・避難生活)
ポータブル電源が真価を発揮するのが、停電時や災害時。スマホの充電だけでなく、こんな使い方もできます。
- LEDライトやランタンの電源として
- ポータブルラジオの充電用に
- 電気毛布・ミニ扇風機など、小型家電を使う
- 湯沸かし器や電気ケトルでお湯を沸かす
- 簡易冷蔵庫や冷凍庫のバックアップとして
特に小さいお子さんがいるご家庭や、寒冷地にお住まいの方にとって、停電中に「少しでも普段通りの生活を保てる」というのは大きな安心材料になります。
備蓄食料や水のように、「ないと困るかもしれないもの」として考えておくと◎です。
➤ 停電時に本当に使える家電とおすすめ容量はこちらの記事で詳しくまとめています:
👉 ポータブル電源でエアコン・冷蔵庫は使える?必要容量と注意点まとめ(Coming Soon)

キャンプや車中泊などアウトドアでの活用
最近のキャンプでは、「電源サイト」がない場所でも快適に過ごすために、ポータブル電源を持っていく人が増えています。
例えば…
- 夜間の照明(LEDライト)
- スマホ・カメラの充電
- 電気毛布やポータブル扇風機で寒暖対策
- ミニ炊飯器やホットプレートでの調理
- ポータブル冷蔵庫での食材保存
「キャンプに行くたびに借りるのも面倒だな…」と感じている方は、マイ電源があると自由度が一気に上がります。
また、車中泊でも同様に活用できます。エンジンをかけずに電力を確保できるのは、静かな夜やエコドライブをしたい人にもメリット大です。
➤ 車で使えるポータブル電源の使い方・充電方法・注意点はこちら:
👉 【車中泊や災害時にも】ポータブル電源は車でどう使う?用途・注意点・選び方を徹底解説(Coming Soon)
日常生活で意外と役立つ場面(ベランダBBQ・非常時のスマホ充電・テレワークなど)
ポータブル電源って「非日常用」だと思われがちですが、実は日常でも活用できるシーンがあるんです。
たとえば…
- ベランダや庭でのBBQ・プチアウトドアで電源確保
- 電動工具や高圧洗浄機の使用時に
- 家族で動画鑑賞・プロジェクターを使いたいとき
- テレワーク中の突然の停電対策
- 旅行時の車内でのスマホ充電やゲーム機使用
こんなふうに「あってよかった」と感じる場面は意外と多いんです。
特に災害時だけでなく、「ふだんからちょこちょこ使えるなら、買っても無駄にならない」と思えると、購入へのハードルもグッと下がりますよね。
➤ 実際にポータブル電源を「日常使い」している人の使い方や、電気代の目安についてはこちら:
👉 ポータブル電源は日常でも使える?普段使いのメリット・デメリットまとめ(Coming Soon)
どれくらいの容量が必要?用途別の目安を紹介
「必要かも…」「使えそうな場面もあるな」と思えてきたら、次に気になるのが「どれくらいの容量があれば足りるのか?」という点ですよね。
ポータブル電源には「Wh(ワットアワー)」という容量表記があって、これは「どれくらいの電力を、どのくらいの時間使えるか」を示す単位です。
➤ 「家電ごとに必要な容量をもっと詳しく知りたい!」という方はこちらもどうぞ:
👉 電気毛布・ケトル・ファンヒーターは使える?家電別おすすめ容量とモデル(Coming Soon)
まずは、用途ごとの目安を表でざっくり見てみましょう。
※数値は東京電力エナジーパートナーの公開情報を参考にしています。
あくまで目安です。実際の電力消費は製品によって異なることがあります。
👉 東京電力:家電製品の消費電力の目安(外部サイト)
使用目的 | 推奨容量 | できることの例 |
---|---|---|
スマホ充電 ライト使用 | 200〜300Wh | スマホ2〜3回充電 LEDランタン使用 |
小型家電を使う | 500〜1000Wh | 電気ポットなど |
家族・長時間使用 大型家電を使う | 1000〜2000Wh以上 | 数日分の電力確保 複数機器同時使用 電子レンジなど(機種による) |
ざっくり言うと、容量が大きいほどいろんな電化製品を長時間使えるということになります。
ここでは、よくある使い方別に、目安となる容量を紹介します。
スマホ充電やLEDライト程度なら「200〜300Wh」でもOK
ライトユーザー向けの使い方としては、こんなシーンが当てはまります。
- スマホやタブレットの充電(数回分)
- LEDランタン・小型ラジオなどの使用
- 扇風機(小型・省電力タイプ)
このレベルなら、300Wh前後のモデルでも十分対応可能です。
重さも軽く、価格も比較的リーズナブルなので、初めての1台としては扱いやすい容量ですね。

➤ 軽量・コンパクトな初心者向けモデルの選び方はこちら:
👉 ポータブル電源の選び方&おすすめモデルまとめ!メーカー・用途別に徹底比較(Coming Soon)
家電を使いたいなら「500〜1000Wh以上」が安心
炊飯器や電気毛布など、日常的な電化製品を動かしたい場合は、ある程度の容量が必要になります。
- 電気ポット:約700W~900W
- 電気ストーブ(ハロゲンヒーター):500~1000W
こうした家電を使う予定があるなら、最低でも500Wh、できれば1000Whクラスを選ぶと安心です。
また、使いたい家電の「消費電力(W)」もあわせてチェックしておくと◎。

家族で使う、複数日使うなら「1000Wh〜2000Whクラス」
- 複数人でキャンプ・車中泊をする
- 災害時に家族分のスマホや家電をカバーしたい
- 数日間の停電にも対応したい
こんな場合は、1000Whを超えるモデルが頼りになります。
重くて大きいぶん、電気の持ちは段違い。しかも最近はソーラーパネル充電に対応したモデルも多く、長期戦にも対応できます。
➤ ソーラーパネル対応モデルの選び方や、必要かどうかの判断基準はこちらで解説しています:
👉 ポータブル電源にソーラーパネルは必要?選び方とおすすめセットまとめ(Coming Soon)
「ちょっと大げさかも?」と思うかもしれませんが、防災や家族での使用を考えるなら、「余裕をもって選ぶ」くらいがちょうどいいと感じる方も多いようです。
※容量選びに悩んだら、
👉「ポータブル電源:失敗しない選び方ガイド(容量編)」(Coming Soon)
もあわせてチェックしてみてください。
「どのモデルを買えばいいか迷う…」という方へ
容量や使い道がわかったら、次は実際のモデル選び!
おすすめの人気メーカーやソーラーパネル対応モデルを比較しながら、自分に合った一台を選びたい方は、こちらもどうぞ👇
👉 ポータブル電源の選び方&おすすめモデルまとめ!メーカー・用途別に徹底比較(Coming Soon)

買わなくてもいい人の特徴
ここまで読んで「やっぱり便利そう…」と感じている方も多いかもしれませんが、あえてここでは一歩引いて、「こんな人は、もしかしたら買わなくてもいいかも?」という視点もご紹介します。
ポータブル電源は安い買い物ではないですし、使わなければ宝の持ち腐れになってしまうことも。
自分にとって本当に必要か、もう一度整理するための判断材料にしてみてください。
以下の表を参考に、「自分に当てはまる項目があるか?」をチェックしてみましょう。
以下のような状況に当てはまる方は、必ずしもポータブル電源を購入しなくても困らないかもしれません。
状況・考え方 | なぜ不要かも? | 代替手段・ヒント |
---|---|---|
アウトドアに行かない 防災への関心が薄い | 使用機会が少なく、コスパが合わない | モバイルバッテリーや乾電池で代用可能 |
スマホ・タブレットしか使わない | 大容量はオーバースペック | 高性能モバイルバッテリーがあれば十分 |
使うイメージが湧かない 置き場所がない | 結局使わずしまい込む可能性あり | まずはレンタルで試すのも◎ |
このような方は、無理に購入せず、自分に合った備え方を考えるのもひとつの選択肢です。
買うならこんな人:後悔しないポータブル電源の選び方の第一歩
ここまで読んで、「やっぱり自分には必要かも」と思えてきた方。
せっかくなら、後悔のないポータブル電源選びをしたいですよね。
このセクションでは、「こんな人は買ってよかったと思いやすい」という例を紹介します。
1つでも当てはまったら、ポータブル電源を買って後悔することは少ないかもしれません。
- 停電・地震などの「もしも」に備えて安心しておきたい
- 年に1〜2回でもキャンプや車中泊を楽しんでいる
- 家庭内でも「電源があったら助かるな」と思う瞬間がある
- モバイルバッテリーでは物足りなくなってきた
- 子どもや高齢の家族がいて、電源確保が大事だと感じる
- 「いろんな場面で使えそう」とワクワクしてきた

まとめ
ポータブル電源は「買って終わり」ではなく、「どんな場面でどう活かすか」が大切です。
この記事を読んで、自分にとって本当に必要かどうかが少しでもクリアになっていたら嬉しいです。
「やっぱり必要かも…」と思った方へ!
どのモデルが自分に合っているかを知りたいなら、用途や信頼できるメーカー別に選び方をまとめたこちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
👉 ポータブル電源の選び方&おすすめモデルまとめ!メーカー・用途別に徹底比較(Coming Soon)
※本記事で紹介している消費電力の数値は、家電の一般的な目安として記載しています。詳細な数値は製品ごとのスペックにより異なる場合があります。
参考:👉 東京電力:家電製品の消費電力の目安(外部サイト)