真夏の停電、冷蔵庫の中の食材がすべてダメになった……
キャンプ中に「冷たい飲み物があったら…」と感じたことがある……
このような不安や不便を解消できるのが、ポータブル電源です。
でも実際には「何時間使えるの?」「どのくらいの容量があればいいの?」といった疑問や不安もありますよね。
この記事では、ポータブル電源で冷蔵庫を使うために必要なポイントや、容量別の稼働時間の目安、おすすめモデルなどを初心者にもわかりやすく解説します。
災害への備えやアウトドア用として、失敗のない選び方をしていきましょう。
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💡この記事では「冷蔵庫×ポータブル電源」を中心に解説していますが、
今後【扇風機】【炊飯器】【電子レンジ】などの家電シリーズも順次公開予定です!
→ 他の家電記事もまとめて読みたい方はこちら(※coming soon)
ポータブル電源で冷蔵庫は使える?【結論:使えるけど、条件ありです】
まず結論からお伝えすると、ポータブル電源で冷蔵庫は問題なく使えます。
ただし、いくつか満たすべき条件があり、冷蔵庫の種類やポータブル電源の性能によって必要なスペックが変わってきます。
冷蔵庫を使ううえで必要な3つのポイント
✅ 出力(W):冷蔵庫の定格消費電力に加え、起動時に一時的に必要となる”突入電力”にも対応できる定格出力・瞬間最大出力が必要です。
✅ 容量(Wh):どれだけの時間使いたいかによって必要なバッテリー容量が変わります。
✅ 冷蔵庫の種類:ポータブル冷蔵庫、家庭用冷蔵庫、小型・中型など、タイプによって消費電力や起動電力が異なります。
これらを押さえることで、冷蔵庫を安全かつ安定して稼働させることができます。
✅ 出力(W):冷蔵庫の定格消費電力に加え、起動時に一時的に必要となる”突入電力”にも対応できる定格出力・瞬間最大出力が必要です。

※扇風機や炊飯器など、他の家電でもこの「出力」が重要になります → 詳しくは【各家電編】で解説予定です。(coming soon)
ポータブル電源で冷蔵庫は何時間使える?【容量別に解説】
「ポータブル電源で冷蔵庫が動かせるのはわかった。でも、どれくらいの時間使えるの?」
これは購入を検討する際、多くの方が気になるポイントではないでしょうか。
使用可能時間の計算式
実際に使える時間は、以下の計算式でざっくりと求められます:
使用可能時間(h) = ポータブル電源の容量(Wh) × 効率(0.85) ÷ 冷蔵庫の消費電力(W)
※ ポータブル電源は、エネルギー変換時にロスが生じるため「実効容量=約80〜85%」で計算するのが一般的です。
(参考サイト:Jackery公式による計算式、Wakuto Tech解説)。
たとえば、1000Whのポータブル電源で150Wの冷蔵庫を使う場合:
1000 × 0.85 ÷ 150 ≒ 約5.7時間
このように、冷蔵庫の消費電力が高くなるほど、使用可能時間は短くなります。

容量別の目安|家庭用冷蔵庫(目安150W想定)
ポータブル電源の容量 | 使用可能時間(目安) |
---|---|
500Wh | 約2.8時間 |
1000Wh | 約5.7時間 |
1500Wh | 約8.5時間 |
2000Wh | 約11.3時間 |
※家庭用冷蔵庫の定格消費電力は300〜800Wと幅がありますが、実際の運転電力はその約1/3(100〜267W程度)が多いため、本記事では目安として150W前後で計算します。
※ 実際には冷却サイクルによりON/OFFを繰り返すため、これより長く使えることもあります(約2倍持つ場合もあります)。
※ 実際の冷蔵庫は間欠運転のため、定格よりかなり少ない電力で動くケースが多いようです。
BLUETTIによると、実消費電力は定格の1/3〜2/3程度になることもあるとされています(参考サイト:BLUETTI公式の解説)。
📌「うーん…計算めんどくさい!」という方は…
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【保存版】冷蔵庫に必要なポータブル電源の容量は?目的別の選び方ガイド
冷蔵庫をポータブル電源で使うには、使用シーンに合わせた容量選びが重要です。
以下では、停電・防災・アウトドアなど、用途別に必要なバッテリー容量の目安を紹介します。
停電時に数時間持たせたい → 1000WhクラスでOK
家庭での短時間の停電対策には、1000Wh前後のポータブル電源がおすすめです。
たとえば150W前後の家庭用冷蔵庫なら、実際には5〜7時間ほど稼働可能という計算になります。
💡インバーター方式の冷蔵庫であれば、もっと長く使えることもあります。

半日〜1日動かしたい → 1500〜2000Whクラスが安心
真夏の停電、家族全員の食材を守りたいときは、大容量の電源が頼りになります。
冷蔵庫が夜間も稼働することを想定すると、1500Wh〜2000Wh以上のバッテリー容量が理想的です。
また、他の家電(扇風機、炊飯器など)との併用も考えるなら、出力にも余裕があるモデルを選びましょう。

キャンプ・車中泊で使いたい場合は?
アウトドアでは、冷蔵庫もポータブルタイプが主流。
消費電力も60〜100Wと比較的省エネなので、500Wh前後の電源でも1泊2日使えるケースがあります。
また、12V対応モデルであれば、DC出力で効率よく稼働できるのもメリットです。

使用時のちょっとした注意点
- 夏場は庫内温度が上がりやすく、冷蔵庫の稼働率も高くなる
- ドアの開け閉めが多いと、消費電力も増えやすい
- 保冷剤や断熱シートを併用することで稼働時間が伸びることも
停電時に冷蔵庫を動かすときの注意点【消費電力・突入電力とは?】
ポータブル電源で冷蔵庫を動かすには、「冷蔵庫がどれくらい電力を使うのか?」を把握することが大切です。
特にポイントとなるのが、「消費電力」と「突入電力」の2つです。
消費電力とは?
一般的な家庭用冷蔵庫の消費電力は、年間で200〜400kWh、一日あたり約0.5〜1.0kWh(平均およそ20〜40W程度)とされています(参考サイト:egmkt.co.jp)
ただし、サイズや使用環境、年式によっても変わるため、できるだけご自宅の冷蔵庫の仕様を確認しましょう。
突入電力(起動電力)とは?
突入電力とは、冷蔵庫がスイッチを入れたときに一瞬だけ必要になる“スタートダッシュ”のような電力です。
たとえば、人が走り出すときに一番力を使うように、電化製品も動き始めるときにグッと電力が必要になります。
(家庭用冷蔵庫の平均的な運転電力は20〜40W程度とされています(年間200〜400kWhから換算)。この記事では計算の目安として、150W前後を仮定して試算しています)
なお、起動時には一時的に400〜600W、場合によってはそれ以上の突入電力が必要になることがあります。
※ ちなみに、小型冷蔵庫でも起動時には400〜600W近くになるケースがあります。
(参考サイト:Anker公式ブログ)。
この“突入電力”に対応できないと、冷蔵庫は動きません。
たとえば、定格150Wの冷蔵庫でも、起動時に450〜600Wの電力を一瞬だけ必要とすることがあります。
ポータブル電源には、「定格出力」と「瞬間最大出力(サージ)」の2種類の出力仕様があり、この突入電力に耐えられるかどうかが使用可否のカギとなります。

インバーター方式の冷蔵庫なら突入電力が抑えられることも
最近の冷蔵庫は、省エネ性能の高いインバーター制御方式を採用しているものも増えています。
このタイプは、起動時の電力負荷が比較的小さく、突入電力の影響を受けにくい場合があります。
ただし製品ごとに異なるため、仕様書やメーカーサイトで「定格出力」や「起動時消費電力」をチェックしておくと安心です。
冷蔵庫の消費電力はどれくらい?【タイプ別の目安】
冷蔵庫と一口に言っても、サイズやタイプによって必要な電力は大きく異なります。
ここでは、一般的な家庭用〜ポータブルタイプまで、それぞれの目安を紹介します。
小型冷蔵庫(1ドア・2ドアタイプ)
- 消費電力の目安:40〜100W程度
- 使用例:1人暮らし用、ホテルの客室用、ポータブル冷蔵庫など
- 特徴:比較的省電力で、500Wh〜1000Wh程度のポータブル電源でも長時間稼働が可能
ポイント:
ポータブル冷蔵庫や車載タイプ(12V対応)であれば、500Whの電源で8〜17時間以上稼働できるケースもあります。
アウトドアや非常時用としては非常に使いやすい冷蔵庫タイプです。

中型冷蔵庫(200L〜400Lクラス)
- 消費電力の目安:100〜200W程度
- 使用例:2〜3人家族用の冷蔵庫(2〜3ドア)
- 特徴:ポータブル電源も1000Wh〜1500Wh以上の容量が欲しいところ
ポイント:
一般的な家庭用冷蔵庫は定格出力が比較的安定していますが、起動時の突入電力が600W〜800Wになるケースもあります。
これに対応できる出力(500W以上)と、十分な容量が必要です。
大型冷蔵庫(400L以上)
- 起動時の突入電力:800W〜1000W以上になることも
- 使用例:ファミリー向けの高機能モデルや観音開きの大型冷蔵庫
- 特徴:定格消費電力には300〜800Wほどの幅がありますが、間欠運転(ON/OFFを繰り返す)によって、平均すると30〜45W前後で動作しているケースが多いようです。
ただし、起動時には一時的に800〜1000W程度の電力が必要になる場合もあります(※中型冷蔵庫で600〜800Wが目安とされるため、大型はそれ以上になるケースも)。このような高い突入電力に対応できるポータブル電源を選んでおくと、突然の停電時にも安心です。
ポイント:
大型冷蔵庫は「常に大電力を使うわけではない」ものの、突入電力に耐えられるポータブル電源を選ぶ必要があります。
2000Wh以上のモデルや、サージ対応出力が高いモデルがおすすめです。
【キャンプ・車中泊】ポータブル冷蔵庫を使いたい人向けガイド
キャンプや車中泊では、「冷たい飲み物を飲みたい」「食材を安全に保管したい」というニーズがあります。
ただし、家庭用冷蔵庫をそのまま持ち出すのは現実的ではありません。ここでは、アウトドアで冷蔵庫を使う際のポイントをまとめました。
基本は「ポータブル冷蔵庫 or 小型冷蔵庫」を選ぶ
アウトドアでは、車載用やキャンプ専用のポータブル冷蔵庫を使うのが一般的です。
このタイプは省エネ設計(40〜80W程度)で、ポータブル電源でも長時間稼働可能。
サイズは20L〜40L程度で、1泊2日分の食材や飲み物をしっかり冷やせます。

車載用12Vタイプなら、小型のポータブル電源でもOK
DC12V対応モデルは、車のシガーソケットやDC出力から直接使えるため、変換ロスが少なく効率的です。
たとえば、消費電力60Wの冷蔵庫を500Whの電源で使う場合:
500 × 0.8 ÷ 60 ≒ 約6.6時間
冷却サイクルによっては10時間以上稼働することも。キャンプ用には十分なスペックです。

【要注意】家庭用冷蔵庫をアウトドアで使うなら
家庭用冷蔵庫をアウトドアで使う場合、大容量のポータブル電源が必要です。
- 定常消費電力:100〜200W程度
- 起動時の突入電力:600〜1000W前後
- 1500〜2000Whクラスの電源でも、状況次第では1日持たないことも
👉 長時間の運用にはソーラーパネルも検討したいところ。必要性や選び方は別記事で詳しく解説しています
▶︎ 【ポータブル電源×ソーラーパネル】の基礎知識はこちら(coming soon)
また、インバーター方式の冷蔵庫なら突入電力が抑えられることも…。どうしても使いたい場合は、インバーター発電機の併用も検討してみてもよいかもしれません。
クーラーボックス+保冷剤という選択肢も
「冷蔵庫を使うほどではないけど、冷やしたいものがある」
そんなときは、高性能なクーラーボックス+保冷剤の組み合わせもおすすめです。
食材の種類や滞在日数によって、冷蔵庫なしの運用も十分可能です。
冷蔵庫が使えるおすすめポータブル電源モデル
「冷蔵庫がポータブル電源で使えるのは分かった。でも、どれを選べばいいの?」
そんな方のために、冷蔵庫と相性がよく、停電時やキャンプで活躍するおすすめモデルを容量別に紹介します。
すべて、小型〜家庭用冷蔵庫に対応可能な製品です。
※スペック・価格は公式サイト、Amazonや楽天市場商品ページを参考にしています。
✅ 中容量モデル
EcoFlow RIVER 2 Pro(ソーラーパネルセット)
RIVER 2 Proは、容量768Wh・定格出力800Wを備えた中容量クラスのポータブル電源です。冷蔵庫をはじめ、電子レンジや電気ケトルなどの高出力家電にも対応可能で、非常時からアウトドアまで幅広く活躍します。
特徴まとめ
- 大容量&高出力:768Wh容量、定格800W出力(X-Boostで最大1000W対応)
- 急速充電:AC入力ならわずか70分でフル充電(56分で80%まで充電可能)
- 多彩な充電方法:AC、ソーラーパネル、車載充電、シガーソケット、USB-Cの5種類
- 長寿命バッテリー:リン酸鉄リチウムイオン電池採用。3,000回の充放電後も容量80%以上を維持
- 持ち運びやすい設計:重量8.25kg、ハンドル付きで片手でも持ち運び可能
- 安心サポート:5年間の長期保証付き
「冷蔵庫も安心して動かせるポータブル電源が欲しい」という方にぴったりの一台です。

Jackery ポータブル電源 1000 NEW(JE-1000D)+SolarSaga 100 セット
Jackeryの最新モデル「1000 NEW」は、容量1070Wh・定格1500Wの大容量タイプ。ほとんどの家電を安心して動かせるパワフル性能で、キャンプや車中泊、防災用の備えに最適です。
特徴まとめ
- 大容量&高出力:1070Wh容量、定格1500W出力。電子レンジや冷蔵庫など家庭用家電をしっかり動かせる
- 急速充電:AC入力なら緊急モードで約60分、高速モードで1.7時間でフル充電
- ソーラー対応:SolarSaga 100(100W)などを使えば、日中の太陽光で約3時間充電(400W入力時)
- 軽量・コンパクト:重量10.8kg、サイズ327×224×247mm。1000Whクラスで業界トップの軽さ
- 長寿命バッテリー:4000回の充放電後も容量70%以上を維持。毎日使っても約10年の寿命
- 高い安全性:耐衝撃・難燃素材、UPS機能(20ms未満)、62種類の保護機能を搭載
- 便利機能:アプリ対応で「バッテリー節約モード」「超ロングスタンバイモード」利用可能
SolarSaga 100ソーラーパネルは、防水規格IP68・重量3.6kgと持ち運びやすく、USB-A/USB-C出力も備えています。アウトドアから非常時まで、太陽光で安心して電気を確保できます。

✅ 大容量モデル
EENOUR ポータブル電源 P2001PLUS
P2001PLUSは、2048Whの大容量と2400Wの高出力を備えたポータブル電源。家庭用家電のほとんどに対応できるパワフルさと、使いやすい機能が充実しています。
特徴まとめ
- 大容量&高出力:2048Wh容量、定格2400W(瞬間最大4800W)、AC4口(純正弦波・50/60Hz切替可)
- 急速充電:AC1500W入力で約1.8時間、AC+ソーラー500W併用なら約1.6時間でフル充電
- 入力調整機能:400W/800W/1200W/1500Wの4段階。アプリ操作でより細かく調整可能
- 長寿命バッテリー:リン酸鉄リチウム電池採用。サイクル寿命3,500回以上、毎日使っても約10年の長寿命
- UPS機能:0.01秒で切替可能。停電時も安心のバックアップ電源
- 同時給電:最大13台のデバイスに対応。冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなど家電9割以上をカバー
- 便利なアプリ対応:入出力制御、バッテリー残量確認、OTAアップデートが可能
- サイズ・重量:399×286×320mm、22kg
使用例(目安)
- 冷蔵庫:約2.5日
- 電子レンジ:約1.5時間
- 炊飯器:約2時間
- 車載冷蔵庫:約16.4時間
- スマホ:約98回充電
- ノートPC:約33回充電
アウトドアや車中泊はもちろん、家庭の停電対策やオフィスのバックアップ電源としても頼れる一台です。

Anker 767 Portable Power Station (GaNPrime PowerHouse 2048Wh)
Ankerの最上位モデル「767」は、2048Whの超大容量と最大2000W出力を備えたポータブル電源。長寿命設計と持ち運びやすさを兼ね備え、防災からアウトドア、家庭用バックアップまで幅広く活躍します。
特徴まとめ
- 大容量&高出力:2048Wh容量、定格2000W出力。電子レンジやドライヤーなど高出力家電にも対応
- 超急速充電:独自技術でわずか約2時間でフル充電可能。ソーラーパネル(531 Solar Panel 200W×5枚)なら約2時間で80%充電
- 長寿命設計:リン酸鉄リチウムイオン電池採用(3000回以上の充放電でも容量80%以上を維持)+約2000個の電子部品も長寿命化
- GaN(窒化ガリウム)技術搭載:変換効率96%、電力ロス削減により実効容量+100Wh相当。発熱30%抑制・静音性25%改善
- 多彩な出力ポート:合計13ポート搭載。スマホ、PCから冷蔵庫・炊飯器まで同時給電が可能
- 持ち運びやすさ:直径12cmのキャスターと伸縮ハンドル付き。アウトドアや災害時でも移動しやすい
- 便利機能:アプリ対応(遠隔で入出力や充電速度の操作)、大型LEDライト(ランタン・SOSフラッシュ対応)
- 安全性:TÜV Rheinlandによる国際安全認証取得。1秒間に100回温度を監視し、発熱を抑制
使用目安(例)
- スマホ(iPhone 8):約248回
- ノートPC(50Wh):約33回
- 冷蔵庫(30W):約43時間
- 小型炊飯器(200W):約8.6時間
- 電子レンジ(1000W):約1.8時間
- ドライヤー(1200W):約1.5時間
防災備蓄用としても、キャンプや車中泊などのアウトドア電源としても頼れる一台です。

✅ キャンプ向け小型モデル
Jackery ポータブル電源 500 New (512Wh)
キャンプや車中泊、非常用電源にぴったりの小型ポータブル電源。軽量で持ち運びやすく、使い方もシンプルなので初心者にも安心です。
特徴まとめ
- 軽量コンパクト:500Whクラスで最軽量の約5.7kg。A4サイズ以下で省スペース設計
- 容量・出力:512Wh/定格500W。スマホ・照明から調理家電まで幅広く対応
- 使用目安:
- 扇風機(35W)約11時間
- 車載冷蔵庫(60W)約6時間
- 電気毛布(55W)約7時間
- スマホ充電 約22回/ノートPC 約5回
- 充電方法:ACコンセント(最速1.3hで満充電)、ソーラー(最大200W)、カーチャージャー
- 省エネモード:未使用時は自動で電源オフ、無駄な消費を抑制
- 操作性:直感的なボタン操作で、設定不要。誰でも簡単に使える
- 安全性:「ChargeShieldテクノロジー2.0」による62種類の保護機能搭載
- 環境配慮:紙製ハンドル&梱包材でエコなパッケージ
- 保証:最大5年間(基本3年+登録で2年延長)
1泊キャンプや日常の停電対策にちょうどよいバランスのモデルです。

まとめ|冷蔵庫を動かしたいなら「余裕ある容量」が安心
ポータブル電源で冷蔵庫を動かすことは、条件さえ満たせば十分可能です。
特に停電時やアウトドアでは、冷蔵庫が使えるかどうかで、快適さや安心感が大きく変わってきます。
ここで、今回のポイントをおさらいしておきましょう。
✅ ポータブル電源で冷蔵庫を使うには…
- 出力(W):冷蔵庫の定格消費電力と、起動時の突入電力に対応できること
- 容量(Wh):使いたい時間分の電力をしっかり確保できること
- 冷蔵庫の種類:ポータブル・小型・家庭用によって必要スペックが変わる
✅ 稼働時間の目安(あくまで目安として)
- 小型冷蔵庫(ポータブル・車載:40〜80W、家庭用小型:50〜100W)
→ 500Whで約8時間以上、1000Whで17時間以上動作する場合も - 中型冷蔵庫(家庭用:100〜200W)
→ 1000〜1500Whで5〜8時間程度を目安に - 大型冷蔵庫(起動電力が400W以上になる場合)
→ 2000Wh以上の大容量電源に加え、長期運用にはソーラーパネルの併用も検討を

👉 ソーラーパネルって本当に必要?気になる方はこちらもチェック
ポータブル電源にソーラーパネルは必要か?【メリット・デメリットを解説】(coming soon)
📚このシリーズでは、冷蔵庫以外にも【扇風機】【炊飯器】【電子レンジ】など、
ポータブル電源でよく使われる家電の組み合わせも紹介していく予定です。
→ 他の家電別の選び方・必要容量まとめはこちら(coming soon)
✅ まずやるべきこと
- ご自宅の冷蔵庫の消費電力(W)と起動電力を確認する
- 「どれくらいの時間使いたいか?」をイメージする
- 使用シーン(停電・キャンプなど)に合ったモデルを選ぶ
ポータブル電源は安価な買い物ではありませんが、「冷蔵庫が止まらない」という安心感という価値をどうとらえるのか、検討してみてはいかがでしょうか。
✅ 最後にもう一度、よくある疑問をチェック!
Q. どのくらいの容量を選べばいい?
→ 冷蔵庫の消費電力と使いたい時間をもとに、500Wh〜2000Whを目安に選びましょう。
Q. 起動時に動かないのはなぜ?
→ 「突入電力」に耐えられないケースが多いので、出力スペックも要確認です。
Q. どれを買えば安心?
→ 目的別のおすすめモデルを参考に、自分に合った1台を見つけてください。
必要な容量がわからない方は、【おすすめモデル】からチェックしてみてくださいね。
Q. ソーラーパネルってあったほうがいい?
→ポータブル電源を長時間使う場合、ソーラーパネルの併用で充電切れの不安を軽減できます。特に停電時やキャンプでは、「充電できない状況」が最も困るケースです。

👉 **「ソーラーパネルって本当に必要?」**という疑問には、こちらの記事で詳しく解説しています
▶︎ ソーラーパネル併用のメリット・デメリットとは?(coming soon)
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✅ ポータブル電源の全体的な使い道をまとめて知りたい方はこちら
→ 【ポータブル電源って本当に必要?防災・キャンプ・日常での使い道と選び方】
- 👉 他の家電も気になる方はこちら:「[ポータブル電源で使える家電まとめ]」(coming soon)
- 👉 電子レンジやエアコンは使える?:「[各家電別の対応容量を解説した記事]」(coming soon)